
会社概要
社 名 | JBトールシステム株式会社(JB Toll Systems Company Limited.) |
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設 立 | 2005年(平成17年)5月 2日 |
代表者 | 代表取締役社長 重松 豊 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 115名(2024年(令和6年)4月 1日現在) |
事業内容 |
料金収受システム保守:
通行料金等計数管理:
情報システム関連:
情報通信コンサルティング:
その他: |
沿 革 |
2005年(平成17年)5月:
2009年(平成21年) 3月:
2009年(平成21年)6月: |
事業紹介
本州四国連絡高速道路の安全、安心、快適なご利用を支え、
瀬戸内地域の発展に貢献します
本州四国連絡高速道路(本四高速道路)には、料金収受を正確かつ円滑に行うため、料金所に設置されたETC (Electronic Toll Collection System) 及び磁気カード通行券方式の路側機器とコンピュータネットワークで構成される料金収受システムが設置されています。
当社は、本四高速道路を運営する本州四国連絡高速道路株式会社(JB本四高速)のグループ会社として、料金収受システムの保守管理及びシステムで収集される各種データの計数管理を担当し、料金収受システムをハード・ソフトの両面から支えています。
当社は、料金収受の総合管理を担う企業として、本四高速道路をお客様に安全、安心、快適にご利用いただけるよう、料金収受システムをいつでも最良の状態に保つとともに、円滑な運用に努めています。
また、これらの業務を通じて培ってきた情報処理や電気通信の技術力を活かし、JB本四高速をはじめグループ各社のニーズに応じた業務効率化・高度化のための情報処理システムの開発・改修・運用管理、交通管制システムの保守管理をはじめとする電気通信設備関連のコンサルティングなども行っています。
料金収受システム保守
神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道の通行料金を収受するシステムを24時間365日支えています。料金所にはETC搭載車用のETCレーンと磁気カード通行券を使用する一般レーンが設置され、それぞれにネットワークで結ばれた料金収受機器を備えています。
当社では150種類に及ぶこれらの機器の保守・メンテナンスを日々実施。日常的な点検から機器の分解点検、ETC の電波測定、高所作業点検まで、機器保守に関わるあらゆる業務を高い技術力で担っています。機器に障害が発生した際には緊急出動し、通行する車や料金所の業務に支障がないよう迅速な対応を行っています。
一方、システムに集積されるデータの集計やログ解析も担当。障害発生時にはログ解析を行うことで原因を究明し、問題の解決や同様の障害防止につなげています。
また、料金収受機器の更新や各種料金制度などに関わるコンサルティング業務を幅広く展開しているほか、機器の移設や取付工事も行っています。

通行料金等計数管理
本四高速道路(神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道)の通行料金集計及び請求業務を行っています。料金収受システムと連動する独自の計数管理システムを活用。料金所を通過した車から徴収した料金を日々集計し、利用されたお客様への請求処理までを担っています。
高い情報処理能力を誇るチームを組織し、他社通行料金との一括徴収や時期・時間等による各種割引制度の反映など、複雑なシステムの管理・運用を実施。料金収受システムのデータをもとに交通量の集計結果をJB本四高速に提供することで交通情報の発信に貢献しています。
あわせて、計数管理システムの改修やデータマイニングのための情報コンサルティングを展開し、システムの開発から運用、メンテナンスまでを一貫して行える強みを発揮。
サーバーに障害が発生した場合に予備のサーバーが稼働するHA構成を確立しているほか、計数管理運用チームで情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISO/IEC27001の認証を取得するなど、高度な情報セキュリティ対策も実現しています。

システム開発・運用・保守
JB本四高速とグループ会社の情報処理システムの開発から運用、保守までを担っています。道路や橋梁の保全を管理するシステムや渋滞予測を補助するシステム、交通情報を発信するシステム、さらには各社の業務用システムなど、その内容はさまざま。神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道の安全性と快適性を守るため、各社の業務改善や効率化・高度化に関するシステムを幅広く支えています。また、各社の重要データを預かるサーバの管理・保守も重要な業務の一つです。
ITサポート部門として、各社からの問い合わせやシステム障害にも迅速に対応し、システムに関する要望や改善を全面的にカバー。情報システム全般を通して高速道路事業の円滑な運営とさらなる成長に貢献するため、システムの専門家集団としてコンサルティングを含めた技術力と対応力を駆使しています。
通行料金等計数管理システムと同様ISMSの認証を取得し、セキュリティ対策にも万全を期しています。

交通管制システム保守
本州四国連絡高速道路(株)が管理する高速道路の交通管制・施設監視中央システムの保守管理を行っています。
神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道それぞれの交通管制に必要な、CCTV、道路情報設備、速度規制設備や道路本線上での事故時使用する非常電話などが滞りなく運用できるよう各種関連設備すべての安定的稼働を支えています。
安全で快適な道路を支えるシステムの日常的な点検をはじめ、遠隔点検や3ルート各拠点での点検を専門チームが定期的に実施。交通管制設備や関連設備に障害が発生した場合は、24時間365日緊急出動し迅速な復旧にあたっています。
障害発生時はログを解析して原因調査を行い、JB本四高速と協議を重ねながら解決へつなげることも重要な業務です。さらに、システム更新や改修に向けて最適な提案を行うコンサルティング業務にも力を注いでいます。
